日々、家庭と仕事の両立に奮闘されているワーママの皆さま、本当にお疲れさまです。
このページにたどり着いたということは、ワーママがつらいと感じているのではないでしょうか?
めちゃめちゃ分かります。私もほんとにつらい日々だった…。
そこで、ワーママが何がそんなにもつらくて、そのつらいことを乗り越えるにはどう向き合えばよいかについて、考えてみました。
- ワーママとして生活することに限界を感じている方
- 現在は仕事をしていないが、この先ワーママになったときの大変さを知りたい方
- 職場にワーママがいて、その苦労を理解したいと思っている方
上記に当てはまる方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
ワーママがつらい5つの理由
まず、ワーママがなぜつらいのか見ていきます。
私が思うワーママがつらい理由は以下の5つです。
- 日々時間に追われている
- 家事育児がワンオペになりやすい
- やりたいことが思うようにできない
- 肩身が狭く後ろめたい気持ちを持ちがち
- どれもが中途半端な気がしてくる
それでは順に詳しく見ていきます!
理由1、日々時間に追われている
ワーママがつらいと感じる理由で一番大きい理由と言えるのは、やはり時間が無いことです。
ホント、これ。
私は専業主婦をしていたときもあるのですが、家事育児だけでも時間に追われ、忙しく過ごしていました。
ワーママになることで更にそこに仕事が入り、毎日はタイトスケジュール…どころが時間が足りない日々。
子どもがいてスムーズなんてことはなく、朝の支度から会社に行くまでも急なおトイレでギリギリに。
仕事終わりも何だかんだバタバタし、小走りで向かって園前で頑張って息を整えてました笑
家に帰ったら帰ったで、夕飯・お風呂・寝かしつけと怒涛に済ませ、その後は家事。
目まぐるしい日々は気持ちの余裕もなく、当時はすぐにイライラしやすかったです。
理由2、家事育児がワンオペになりやすい
共働きなのに、なぜかママが家事育児を負担しがちではないですか?
我が家がまさにそうだったよ…
元々育休で家事育児をしていたところから復帰することで、ただただ仕事の負担が増え、ワンオペ状態になっていることは少なくありません。
最初は頑張れますが、次第に「なんで私ばっかり?」と不満たらたらに…。
夫婦関係もピリピリムードになり、ギスギスすることも良くありました。
理由3、やりたいことが思うようにできない
私たちのやりたいことは後回しになりがちです。
結果、やりたかったあれやこれやが出来ず仕舞いに。
私だってゆっくりゲームしたいのに!
自由時間は大切で、自分のことができない生活が続くと心がカラカラになります。
ゆとりのない生活はストレスを抱えやすく、その矛先は家族に行くことが多いです。
理由4、肩身が狭く後ろめたい気持ちを持ちがち
ワーママは子どもの急な体調不良で突然休むことが多いです。
結果、自分の仕事をほかのメンバーに任せることになり、申し訳ないという気持ちを抱えます。
しかも、たまにではなく、ちょこちょこ突然休まないといけないのが発生する…
子どもの行事ですでに休んでいるところに、さらに突然の休みを重ねるので、どうしても「人に迷惑をかけている」という意識を持ってしまいます。
みんな大人なので責めるようなこと言いませんが、心の中では「また?」と思っているだろうなと。
そんな想像し、勝手に肩身が狭くなります。
肩身が狭くなると居心地も悪くなり、職場で働くことが苦しい、つらいという状況になってしまうのです。
理由5、どれもが中途半端な気がしてくる
時間のない中で家事・育児・仕事をしていると、どれも中途半端な気がしてきます。
例えば、仕事を予定のところまで進めたくても、保育園からの呼び出しで一発でダメになるし、
丁寧に作っていたご飯も、気づいたらスーパーの惣菜や冷凍食品を頼りがちで、
早く早くと急かし、子どもの成長をゆっくり見守ることができない日々…
あんまり考えると泣いちゃう…
子どもと過ごせる時間が少ないのにイライラしてしまったり、私は何のために働いているんだろうと思ってしまうワーママは少なくありません。
つらいワーママ生活を乗り切る5つの方法
このつらいワーママ生活を乗り切るキーポイントは、やはりママのメンタルを整えることです。
ママの気持ちがダメになっていると子どもは不安定になったり、夫は機嫌が悪くなったりとするためです。
ママの家庭環境への影響力は大きい…
もちろん、どんな状況でも無理やりご機嫌でいろ!という話ではありません。
色々な工夫をしてママの気持ちを整えて、つらいと追い詰められない状況を作っていきましょう。
私が実践してよかったと思っているのが、以下の5つの方法です。
- 時間にゆとりを作る
- 家事を洗い出し分担を見直す
- 自分を責めない
- 急な呼び出しに備えて仕事をする
- 有休を自分のために使う
それでは順に詳しく見ていきます!
対策1、時間にゆとりを作る
「もうすでにパンパンなのに、どうゆとりを作ればいいの?」
このようなときに考えたいのが「今までやってたけど、必ずやらなくていいことはないかな?」ということです。
例えば、洗濯を毎日やっていたなら2日に1回にまとめてみます。
食器洗いは食洗機を導入すれば、自分で洗う時間をかなり短縮できますよ。
掃除は平日はロボット掃除機に任せて、人力は休日だけもおすすめ!
そもそも家事代行サービスを利用する、なんて方法もあります。
家事は意外と削れることが多いです。
「どうにかできないかな?」と、ぜひ見直しをしてみてくださいね。
対策2、家事を洗い出し分担を見直す
家事の分担を洗い出すと、実は負担が片方に寄っていることは多いです。
例えば、ごみ捨てを夫に任せているつもりが、以下のような実態になっていたりしませんか?
ママ:曜日に合わせて家の中にあるゴミを集めて玄関に置く、新しいビニール袋をつける
パパ:玄関に置いてあるゴミをゴミ捨て場に持っていく
この差、だいぶありますよね?
子どものお風呂も、夫がやってくれていると思いきや、以下のようになっているなんてことありませんか?
ママ:着替えの準備、子どもをタオルドライし、保湿して着替えさせる
パパ:お風呂で子どもの体を洗う
こう見るとお膳立てがすごいけど、実は我が家がこれでした…
物事そのものより、その準備や後片付けのほうが負担が大きいのはあるあるです。
トイレットペーパーや洗剤の補充、玄関掃除やおもちゃの片付け、植物の世話など、名もなき家事と呼ばれる家事も洗い出し、分担を改めて見直してみましょう。
対策3、自分を責めない
例えば責めるばかりの上司だったらどうでしょう?
私だったらどんどんやる気をなくし、心を閉ざして次第に消極的になっていきます。
このような「責めること」を自分にやってしまってないでしょうか?
「家事も育児も仕事も半端!」と自分を詰めても、良いことは何もありません。
「毎日過ごせているだけすごい!」「家事も育児も仕事もなんて簡単にできるものじゃない!」
ワーママであることに自信を持っていきましょう!
対策4、急な呼び出しに備えて仕事をする
急な呼び出しが多いからこそ、日頃から以下を心がけています。
- 周りがやりたがらない仕事を引き受ける
- できる範囲で前倒しする
- 誰が見ても引き継げるような進捗記録やマニュアルを残す
人には、相手から何かを受け取ったときに「こちらも同じように返さないと申し訳ない」と感じる『返報性の原理』という心理効果があります。
日頃から周りがやりたがらない仕事を引き受けていることで、自分の仕事を誰かに引き取ってもらうときに相手の心のハードルが下がることが期待できるのです。
また、できる範囲で前倒ししておけば、自分のスケジュールを調整するだけでどうにかなることもあります。
AIを使ったり、自動化できる部分は自動化したりして、効率的な作業をしていこう!
そして、急に早退となったときに、誰が見ても引き継げるような資料を残すことも大切です。
誰かに引き継ぐときは説明しないといけません。
しっかりとした進捗記録やマニュアルを残しておけば、スムーズな引き継ぎができますよ。
自分の作業を私だけしかできないなんてことが無いように、日々の仕事をしよう!
対策5、有休を自分のために使う
「子どもに何かあったときのために有休を取っておこう」という気持ち、めちゃめちゃ分かります!
ですがその気持ちを抑え、完全に自分のためだけに使ってみてください!
連休にして家族旅行に使うような休日とは別に、完全に自分のためだけの有休を!
- ゆっくりとマッサージしてもらったり
- テレビで見たスイーツを食べに行ったり
- 一人で映画館を見に行ったり
自分時間を過ごすことは、自分の心を整えるのに効果的です。
ちょっとした逃げのような、根本的な解決ではないのにかなり効くので、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
限られた時間の中で仕事をして、家事や育児をこなすワーママとして生活して過ごすのは大変なことです。
それでも、ワーママであるからこそ得られる喜びや経験も多くあります。
大切なのは、忙しい毎日の中でも時間を上手に使い、自分自身の心に少しの余裕を持つこと。
この記事でご紹介した方法で、やったことがないことがあればぜひ試してみてくださいね。
私もまだまだ試行錯誤中なので、何か見つけたらまた追記していきます!
コメント