電動自転車って、普段のお出かけにとっても便利そうに見えますよね。
でも、実際に使ってみると、ちょっとした大変さもあったんです。
私は長男が成長して抱っこが厳しくなってきたときに、初めて電動自転車を購入しました。
最初は「これで楽チンになる!」とワクワクしてたんですが、使ってみると「え?思ったより楽じゃない・・・」と感じることがあったのです。
ですが、電動自転車はやっぱりあるとすごく便利で、買ってよかったと満足しています。
そこで、この記事では、電動自転車の実は楽じゃないところと、それ以上に感じるメリットについてご紹介します。
子どもが生まれて、電動自転車を買うかどうかで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
電動自転車の実は楽じゃないところ
電動自転車の実は楽じゃないところは、以下の3つです。
- 坂道は想定外に漕ぐ必要がある
- 電動自転車自体が結構重たい
- 思ったよりこまめな充電が必要
それでは、上から順に見ていきます。
実は楽じゃないところ1、坂道は想定外に漕ぐ必要がある
電動自転車のいいところって、アシスト機能があることです。
風を切ってスイスイ進めるのが気持ちいい!
そのイメージのまま坂を上がりだしたらそれが一転、坂道だとしっかり漕がないといけないんです!
電動がアシストしてはくれるけど、十分自分でペダルを漕ぐことが求められます。
特に、急な坂で信号待ちしたあとは、走り出そうとすると「おっとっと」となることも。
- 電動なし:降りて押したり、腰を上げて全身で漕いだりしないと上がれない
- 電動あり:腰をあげなくて良いけど、しっかりと漕がないといけない
電動自転車で爽やかに坂道を上がっている人も、実際は結構がんばって漕いでたというのが真相のようです。
実は楽じゃないところ2、電動自転車自体が結構重たい
電動自転車って、結構重いんです。
例えば、ヤマハが出しているPASシリーズだと、最軽量でも20.8kg、重いものだと35kgを超えます。
35kgだと10才~11才の子ども1人分ぐらいの重さだよ!
もし、充電が切れたら、その重さの自転車を運ぶことになります。
平地ならまだ漕げますが、坂道を上らないといけなくなったらもう大変ですよ。
また、道を間違ったりして、一旦自転車を降りて押して方向を変えようとしたら、重さで思うように動かずバランスを崩して倒れそうになったこともあります。
スーパーの駐輪場などにある自転車スタンドにタイヤをはめるときも、自転車が重いと地味に大変だよ
また、バッテリーもしっかりしていて、約3kgぐらいの重さがあります。
充電のたびに持ち運ぶことになるので、他にも荷物があったり、子どもと手をつないでいたりすると、なかなかの重労働です。
実は楽じゃないところ3、思ったよりこまめな充電が必要
先程ちょこっと書きましたが、電動自転車を使っていると気をつけないといけないのがバッテリーの充電です。
買う前は「充電は週に1回ぐらいかな?」と思っていたんですが、実際はもっとこまめに充電する必要があるんですよ。
特に毎日のように使っていると、あっという間にバッテリーが減ってしまって、「あれ、もう充電?」ということもしばしば。
だから、出かけて帰ってきたら、充電の残量をチェックするのが日課になっています。
充電自体は難しくないけれど、忘れずにすることが大切です。
電動自転車は楽じゃないこともあるけど、それ以上のメリットがある
電動自転車は楽じゃないこともある一方で、それ以上のメリットが得られます。
私が主に感じているメリットは、以下の3つです。
- ちょっとした遠出も気軽にできる
- 急な呼び出しにも対応しやすい
- 移動時の危険への注意を向けやすい
それでは順に見ていきます。
電動自転車のメリット1、ちょっとした遠出も気軽にできる
子どもたちとちょっとした遠出をするときは、電動自転車があると本当に助かります。
特にバスを乗り継いでいかないと行けないような場所は、電動自転車がないと大変です。
バスは遅延しがちなので、それを考慮して出かけるとめちゃめちゃ早く出かけないといけなくなります。
もし、バスの遅れがなくてスムーズに行けても、その分早く着きすぎるので今度は時間を潰さないといけません。
何もないところで、子どもに時間を潰させるのはかなりの苦行だよ…
しかし、電動自転車があれば、ちょうどいい時間に出発してちょうどいい時間に到着できます。
アシストがあるから、チャイルドシートに子どもを乗っけて重くなってもスムーズに移動できますよ。
電動自転車のメリット2、急な呼び出しにも対応しやすい
電動自転車のいいところには、「急な呼び出しに対応しやすい」という点もあります。
例えば、子どもの幼稚園から「お迎えに来てほしい」と急に連絡があったときでも、電動自転車ならサッと出発できます。
特に園バスを利用しているときは、ちょっと遠くの幼稚園になりがちです。
そんなときも電動自転車があれば、気軽に迎えに行くことができます。
また、普通の自転車だと、急いで漕いだら息を切らしがちです。
ですが、電動自転車ならもっとラクに、もっと早く目的地に着けるので、急な事態にも冷静に対応できます。
電動自転車のメリット3、移動時の危険への注意を向けやすい
子どもを連れてお出かけする場合、徒歩だと子どもが急に走り出したり、周りの危険に気を配ることが大変です。
しかし、電動自転車なら子どもはチャイルドシートにしっかり固定されているので、その心配を少なくできます。
その分、私たち親は、車の交通量や道の状態を見るなど、自転車の周りの安全に集中できるようになりますよ。
安全に運転することに専念できることは、かなり大きいメリットの1つです。
まとめ
この記事では、電動自転車の実は楽じゃないところと、それ以上に感じるメリットについてご紹介しました。
電動自転車の重さやバッテリーの充電などは、最初はちょっと大変かもしれません。
でも、毎日使っていると、だんだんと慣れてきて、それほど気にならなくなります。
それよりも、電動自転車が家にあることの価値の方が高いです。
私の経験から言うと、電動自転車は子育てをしている家庭にとって、本当にありがたい存在です。
電動自転車を買うかどうか迷ったら、その便利さとちょっとした大変さを天秤にかけてみてください。
ねばって後で買ったら、きっと「早く買っておけばよかった~」と思いますよ!
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