パープル企業って実際どうなの?ゆるブラックだけどおすすめな理由をご紹介

メンタル
  • パープル企業って実際どうなの?
  • パープル企業はどこ?特徴や例を知りたい
  • パープル企業に入りたいと思っている

パープル企業(ゆるブラック企業)について気になっていませんか?


私は以前、いわゆるパープル企業で働いていました。

この記事では私の経験を元に、パープル企業について解説します。


  • パープル企業は働きやすいけど、成長の機会が少ないって本当なの?
  • そんな環境で働くことに意味やメリットはある?

あなたのキャリアにパープル企業はどうなのか、ぜひこの記事を読んで検討してみてくださいね!

パープル企業の特徴

パープル企業とは、ブラック企業と異なり、違法な労働条件はないものの、成長の機会が極めて限られている企業のことです。


パープル企業は一見、働きやすい環境を提供しています。

定時退社が基本で、残業も少なく、職場の雰囲気も良好です。


しかし、一般的な職場と比べて、実はスキルアップやキャリアアップの機会が乏しくなっています。

働きやすさの影で、自己成長のチャンスが不足してしまっているのです。


新卒だとなかなか気づけず、実はパープル企業だったということはよくあります。

とも
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私がまさにそれで、しばらくただのんびりとした社会人生活をしてたよ…

パープル企業はなぜパープル?由来はブラックの次に黒いから?

企業の環境は、色を使って表現されることが多いです。

  • 劣悪な労働環境→ブラック企業
  • 良好な労働環境→ホワイト企業

これらの中間に位置づけられる環境として、「パープル企業」と表現されています。

ブラック企業とは異なる、比較的穏やかでありながらも停滞している職場環境をパープルという色で示しているそうです。

とも
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なんとも絶妙な表現…


ちなみに、「ブラックとホワイトの中間ならグレーじゃないの?」と思う方がいるかもしれません。


ただ、グレー企業というと、以下の特徴の企業になります。

  • 労働法などの法令を明確には違反していない
  • ただ、境界線上にあるような行動やいわゆるグレーゾーンな業務姿勢


パープル企業は、法令を遵守していますし、離職者も少ないような、ゆるくて居心地の良い環境なので、「パープル」という別の色を使って表現されているのです。

パープル企業の例

パープル企業の典型的な例としては、日々の業務がルーティンワーク中心で、新しいスキルを学ぶ機会がほとんどない環境が挙げられます。

私の経験では、毎日同じタスクをこなすことになり、新しいことに挑戦することは稀でした。


  • 成長がないので、給料は横ばい
  • その会社では働けるけど、他社では使い物にならない

穏やかな環境のためそのまま働き続けてしまい、結果他社や社会ではでは通用しなくなり、年齢を重ねて転職も難しくなる…

とも
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ただただ年を取るだけはホントにリスクだよ…


特にパープル企業で問題なのが、周りの人からは気づきにくいことです。


ブラック企業のような異常な環境なら、家族や友人があなたの様子を見て「職場変えなよ」と言ってくれることもあります。

しかし、パープル企業は一見問題がないので、自分で違和感に気づかないと問題があることが分かりにくいです。


その環境に身を置きながら気づくことはハードルが高く、そのためパープル企業から抜け出すのは中々難しいのです。

パープル企業に入りたい人もいる!意外なメリットとは?

一方で、パープル企業に入りたい人という人も、実はいます


それは単調な作業のため、空いた時間を作りやすいためです。

時間を作って好きなことをしたい人にとっては、パープル企業は過ごしやすい環境とも言えます。

とも
とも

私は暇だったときは勉強時間にして、資格取得をしたりしてたよ!


ちなみに、副業したり事業主としてビジネスを始めたい人にとっても、パープル企業は適しています。

企業に所属していれば一定の収入が得られるため、新たなチャレンジをしても金銭面での不安がありません


また、社会保険料を半額負担してくれたり、厚生年金がもらえたりするという点でも、パープル企業とは言え、企業勤めのメリットは大きいです。

パープル企業と公務員はどっちがいい?

パープル企業と比較される職業に公務員があります。


区役所や市役所の所員、学校事務などの地方公務員の仕事はルーティン作業が多くなります。

そのため、「公務員ってパープル企業じゃないの…?」と、比べられがちなのです。


ただ実際、民間のパープル企業には色んな会社がありますし、公務員もいろんな職種や自治体があります。

とも
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そのため、一概にどちらが良いかというのは正直難しい…


そのため、以下のような他の観点で選ぶのがおすすめです。

  • どちらの福利厚生が充実しているか
  • どれくらいの残業がありそうか
  • どんな人間関係に身を置きたいか


パープル企業、公務員と一括りにせず、あなたの働きたい場所をしっかり検討してみてくださいね。

まとめ

この記事では、パープル企業について解説しました。


パープル企業での仕事をするだけでは、身につくスキルに不安があり、ただただ年を重ねるだけになりがちです。

しかし、趣味や副業など、本業をキープしつつそれ以外にやりたいことがある人はパープル企業が向いていることもあります。


ゆるさに流されそうな場合は、パープル企業はおすすめできません。

一方で、会社は程々でそれ以外に注力したいことがある場合は、パープル企業を一度検討してみるのもおすすめですよ。


時間や環境を有効活用して、人生の大切な時間を過ごしていきましょう!

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